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ネイルサロン開業は不動産投資より儲かる!?リスク・利回りを徹底比較!【他業種と比較シリーズ】

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 ネイルサロン開業といえば、趣味の延長線上で起業するイメージを持つ方が多いでしょう。しかし近年では、ネイルの知識を持たない方がビジネスモデルへの投資を目的に、ネイルサロンを開業するケースが多くなっています。私たちサンミーゴでも、30代〜50代の男性を中心に、ネイルサロン開業の開業支援をご提案しています。
 ネイルサロン開業をビジネスモデルとして考えた時、仕組みがよく似ていて比較対象となりやすいのが「不動産投資」です。本記事では、ネイルサロン開業と不動産投資との違いについて、リスク・利回りや必要な資金といった観点から解説します。

1.不動産投資とネイルサロン開業の違いとは?

 事業を始めるために金融機関から融資を受け、自己資金と借入金を元手に土地・建物や設備に投資、その資産から生み出される利益がオーナーの収入となる仕組みは、不動産投資とネイルサロン開業のどちらにも共通する要素です。「不動産投資」という名称ですが、その実態は「不動産事業」と呼んだ方が正確で、ビジネスモデルとしてネイルサロン事業と比較されることも少なくありません。
 では不動産投資とネイルサロン開業ではどのような違いがあるのかと言えば、主に必要資金・リスク・利回りの3点に比較ポイントが存在します。

2.不動産投資のリスク・利回り

 まずは不動産投資におけるリスクや利回りについてご紹介しましょう。

不動産投資を始めるために必要な資金

 不動産投資を始める場合、自己資金は物件価格の2割〜3割ほどが目安となります。収益性を重視して区分マンションではなく一棟マンションへの投資を視野に入れるなら、物件価格は5,000万円〜1億円ほどが目安です。物件価格の3割を自己資金として用意する場合には、1,500万円〜3,000万円の資金が必要となります。

不動産投資の5つのリスク

 不動産投資は、購入したマンションに入居者が住んではじめて家賃収入が発生します。そのため不動産投資では、以下の5つのようなリスクに注意が必要です。

 ● 空室リスク
 ● 家賃滞納リスク
 ● 災害リスク
 ● 資産価値の低下リスク
 ● 老朽化に伴う修繕リスク

 集客力の高い不動産会社を利用することで空室リスクや家賃滞納リスクを抑えることは可能で、火災保険により災害リスクを低減することもできます。しかし近隣に新築マンションが建った場合や老朽化によって家賃を下げざるを得なくなった場合などは、収益性が一気に悪化する危険性もあるので注意が必要です。

不動産投資の利回り目安

 不動産投資での1年間の収益、つまり家賃収入からローンの返済費用を差し引いた表面利回りは、約5%が目安とされます。5,000万円の物件では年間250万円、1億円の物件では年間500万円の収益がオーナー様へ入ってくるイメージです。ただし不動産会社に支払う管理費用や広告宣伝費、物件の修繕費用などを差し引くと、手元に残る金額は目減りしてしまいます。

3.ネイルサロン開業のリスク・利回り

 次に、ネイルサロン開業の場合のリスク・利回りについて、サンミーゴ流の開業プランをもとに解説します。

ネイルサロン開業するために必要な資金

 ネイルサロン開業に必要な費用として、300万円の自己資金が目安です。収益性の高いネイルサロン開業を目指す場合、初期費用を抑えられる個人サロンやマンションサロンよりも、テナントを用意して営業するテナントサロンが理想的です。物件取得費や内装工事費用が発生するためまとまった資金が必要となりますが、総額で800万円以下に抑えられるケースが多いです。

ネイルサロン開業が失敗する5つの原因

 ネイルサロン開業では、ビジネスモデルが軌道に乗らず失敗してしまう原因として、以下の5つが挙げられます。

● コンセプトが不明瞭
● ネイルサロンに興味関心が全く持てない
● 集客についての知識がない
● 優秀な人材を採用できていない
● 店舗の立地選びに失敗している

 飲食店開業や美容室開業といった店舗ビジネスにも共通しますが、上記のような要因があると事業がうまくいかず挫折してしまう可能性が高まります。
 特にビジネスモデルに魅力を感じている男性オーナー様の場合、知識や経験が少なかったとしても、ネイルサロン業界のトレンドや流行をフォローできる方であれば、成功する確率がアップします。

関連記事:ネイルサロン開業に失敗する人の特徴8つ!失敗原因と成功する秘訣を紹介

ネイルサロン開業の利回り目安

 私たちサンミーゴ流の収益シミュレーションでは、客席5席の場合で月の売上は250万円、販管費で175円を差し引いて手元に残るのは75万円の計算です。年間に直すと年商3000万円、年収900万円となります。利回りに直すなら約33%と、不動産投資の6倍以上の収益性が期待できるのがメリットです。
 ただし上記のシミュレーションは本部の実績をもとにした一例であり、立地や単価等によっても金額は変動する点にご注意ください。

4.不動産投資とネイルサロン開業で迷った時の判断基準

 本記事では、不動産投資とネイルサロン開業の違いについて、ビジネスモデルという観点からご紹介してきました。それぞれ必要な資金やリスク・利回りが異なるため、どちらを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。
 ここでは不動産投資とネイルサロン開業で迷った時、どのような判断基準で選べば良いのかをご紹介します。

手離れの良さで決める

 不動産投資とネイルサロン開業は、どちらも手離れが良く副業として始めやすいビジネスモデルです。不動産投資では管理会社に集客や物件管理を一任、ネイルサロン開業でも店舗スタッフに任せることで、ご自身では現場で働く必要はなくなります。
 しかし店舗ビジネスを手掛けるという仕組み上、ネイルサロン開業よりも不動産投資の方が手離れは良いと言えます。ご自身では現場やビジネスに携わりたくない方、収益性は低くても手間がかからないことを重視したい方は不動産投資を選んだ方が良いでしょう。

必要な自己資金で決める

 不動産投資とネイルサロン開業を比較すると、必要な自己資金が少ないのはネイルサロン開業になります。不動産投資では1,500万円〜3,000万円ほどの自己資金を用意したいですが、ネイルサロン開業であれば300万円〜の自己資金でスタートできます。
 できるだけスモールビジネスで始め、失敗するリスクを抑えたいと考える方には、ネイルサロン開業がおすすめです。

それぞれの専門家の話を聞いて決める

 不動産投資とネイルサロン開業は、どちらも専門的な知識・スキルを必要とするビジネスモデルです。人それぞれで相性もあるため、一度専門家の話を聞いてメリット・デメリットを比較しながら決めるのも良いでしょう。
 私たちサンミーゴでも、ネイルサロン開業というビジネスモデルに興味を持った方向けに「開業支援に関する無料診断付き説明会」を実施しています。店舗型ビジネスの開業支援やお悩み相談なども受け付けていますので、ぜひ無料予約をご検討ください。

まとめ

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 不動産投資とネイルサロン開業は、ビジネスモデルとして共通する要素が多くあります。必要な自己資金やリスク・利回りには差がありますが、ご自身の性格や副業に求めるものによってどちらが適しているのかは変わってきます。そのため一度不動産投資の専門家、ネイルサロン開業の専門家に話を聞いてから、どちらを選ぶかを判断するのがおすすめです。
 趣味の延長ではなく、ビジネスモデルとしてのネイルサロン開業に興味がある方は、私たちサンミーゴが支援させていただいた「開業事例」のページもぜひチェックしてみてください。

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