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ネイルサロン開業に失敗する人の特徴7つ!失敗原因と成功する秘訣を紹介

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 「ネイルサロンを開業した人の9割が、3年以内に廃業している」 そう言われたら、あなたはどう感じますか?せっかく立ち上げたネイルサロンが軌道に乗らず、結局廃業に追い込まれてしまうのは一番避けたい事態でしょう。
 そこで押さえておきたいのが、ネイルサロン開業で失敗しやすい人の特徴や共通点についてです。どんな考えで開業する人が失敗しやすいのか、逆に成功する経営者の特徴はどこにあるのか。
 ネイルサロン開業を支援するサンミーゴがこれまで多くの経営者をサポートしてきた経験から、成功の秘訣についてご紹介します。

1.ネイルサロン開業で失敗する人の特徴は?

 まず、ネイルサロン開業で失敗しやすい人の特徴をまとめると、次の通りです。

 1.コンセプトが明確になっていない人
 2.集客についての知識がない人
 3.技術力のあるネイリストを雇えていない人
 4.立地選びのポイントを押さえられていない人
 5.競争率が高い立地で開業した人
 6.内装にこだわり過ぎる人
 7.高価格で売る自信がない人

それぞれ具体的に解説していきましょう。

コンセプトが明確になっていない人

 ネイルサロン開業は未経験でも挑戦しやすく、副業で取り組む方も多いビジネスモデルです。
 だからと言って業者に丸投げしたり、本業の片手間で続けて大成功を収められるものではなく、しっかりとした経営努力が必要になります。具体的に言えば、店舗のコンセプト設計もその1つです。
「競合店舗と比較したときに、自分のお店を選ぶ理由は何か?」
「顧客は、なぜ自分のお店でネイルを受けたいと考えるのか?」
 そうした問いに答えられるような、ご自身ならではのコンセプトを作っておかなければ、ネイルサロン経営は長続きしないでしょう。 

集客についての知識がない人

 ネイルサロンの店舗をオープンしたとして、ただ看板を立てておけば勝手にお客さんが入ってくる...なんてことはありえません。
 SNSやHP、ブログ、ポスティング、クーポンサイトなどを利用して「集客」する努力が求められるのが、店舗経営です。もし集客についてまったく知識がない状態で開業してしまえば、閑古鳥が鳴き、資金がどんどん減ってしまうことになるでしょう。店舗経営では、いくら技術力や内装に力を入れても、それだけでは新規集客にはつながりません。
 いかにご自身のお店の知名度を上げ、顧客に「試しに行ってみたい」と思わせるかが重要になるのです。
 サンミーゴでは、広報部の公告専門スタッフが本部同様に、オーナー様の出店されるエリアに合わせた広告活動のサポートをいたします。

技術力のあるネイリストを雇えていない人

 ネイリストは無資格でも名乗れることから、技術力のある人材を探すのが難しい側面もあります。
 しかしネイリストはネイルサロンの「商品」そのものですから、技術力不足の人材を雇ってしまうと、それがそのまま商品へのクレームに直結します。
 それを防ぐためには、実力のあるネイリストを見極める目を持ち、優秀な人材を確保することが大切です。
「具体的にどう採用活動をしたらいいのか?」と気になる方は、ぜひサンミーゴの「開業支援に関する無料診断付き説明会」にもご参加ください。

立地選びのポイントを押さえられていない人

 店舗経営全般に言えることとして、立地選びも非常に重要になります。この時、固定費を抑えることを最優先にしてしまうと、大きな失敗をしてしまう可能性があります。
 立地選びのポイントは、「集客力」にあります。集客力が低い立地はネイルサロン開業には向いていません。「集客力」を第一に、コストとのバランスを見ながら選ぶ必要があります。
 「ではどんな立地、エリアがいいのか?」それについては、「開業支援に関する無料診断付き説明会」でお答えしていますので、お気軽にご参加ください。

競争率が高い立地で開業した人

 店舗経営全般に言えることとして、立地選びも非常に重要になります。
 最初から競争率の高い一等地の物件を選んでしまうと、高額な家賃で固定費が膨らみ、経営を圧迫してしまうリスクも高まります。ネイルサロンは看板を見てふらっと立ち寄るよりも、事前に下調べをして予約を取ってから足を運ぶ顧客が多い業界です。 そのため立地条件はそこまで重要ではなく、ある程度固定費を抑えられることの方が優先事項だったりもします。
 「せっかく自分の店舗を持つなら駅前の一等地に構えたい」と考える気持ちもよくわかりますが、その代わり高額な家賃が発生してしまうことを考慮すべきです。

内装にこだわり過ぎる人

 ネイルサロンの内装にこだわり、高額な内装費をかける人がいます。
 もちろん内装で他店との差別化ができればそれがベストですが、内装費は開業費用の中でも大きな割合を占めます。内装にこだわって高額な初期費用を払ってしまえば、その後の経営を圧迫しかねません。
 最初から100%完璧な内装を目指す必要はありませんから、予算の上限を決め、引き算で改装箇所をピックアップしていくといいでしょう。

高価格で売る自信がない人

 「価格が安ければ、それだけ顧客が集まりやすい」 あなたはそんなふうに思い込んでいませんか?
 確かに価格の低さは1つの訴求ポイントになりますが、単なる安売りは経営者の首を絞める結果になりかねません。もし周囲により安価なネイルサロンがオープンしたら、延々と続く価格競争に巻き込まれる可能性もあります。
 狙いたいのは低価格路線ではなく、しっかりと価値があるものを相応の価格で売ること。その自信がなければ、価格競争で消耗し、廃業への道を進んでしまうことになります。

2.ネイルサロン開業を成功させる2つのポイント

 では、どうしたらネイルサロン開業を成功に導くことができるのか?ここでは次の2つのポイントをご紹介します。 

 1.経営者思考を身につけること
 2.3ヶ月分以上の運転資金を用意しておく

それぞれ見ていきましょう。

経営者思考を身につける

 ネイルサロン開業を始めたら、あなた自身が社長としてお店を経営していくことになります。
 特にこれまで起業経験がなくサラリーマンとして働いてきた方にとっては、人に雇われる立場ではなく、人を雇う立場への大きな転換を経験することになります。経営者として新たに勉強しなければならないことも増え、従業員としての思考ではなく、経営者思考を身につける必要も出てくるのです。
 経営者思考を身につけることができた人こそ、ネイルサロン経営に成功する可能性が高まるのです。

3ヶ月分以上の運転資金を用意しておく

 ネイルサロン経営をスタートする際には、経済的にも精神的にも、余裕を持つことが重要になります。
 いざ開業してみれば、日々やるべきことに追われて多忙を極めることも珍しくありません。初期の頃は収益もマイナスになりやすいですから、「こんなに忙しいのに、毎月お金は減っていく...」という状態になりやすいのも現実です。そんな中で経済的にも精神的にも余裕があれば、焦らずどっしり構えて経営を続けることが可能です。
 具体的には、運転資金の3ヶ月分以上の資金を確保したり、長期を見据えた事業計画書を準備することをおすすめします。

3.ネイルサロン開業で失敗しないために

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 今回紹介してきたネイルサロン開業で失敗する人の特徴は、次の7つです。

 1.コンセプトが明確になっていない人
 2.集客についての知識がない人
 3.技術力のあるネイリストを雇えていない人
 4.立地選びのポイントを押さえられていない人
 5.競争率が高い立地で開業した人
 6.内装にこだわり過ぎる人
 7.高価格で売る自信がない人

 ネイルサロン業界は、確かに失敗する人も多くいますが、正しい方法で取り組むことで大きな成功を手にしているオーナー様もいらっしゃいます。私たちサンミーゴでも、20年以上のネイルサロン経営・ネイルスクール経営で培ったノウハウを提供し、初めてのネイルサロン開業を手厚くサポートしています。
実際のオーナー様のお声は「開業事例」のページにも掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
また、少しでもサンミーゴの開業支援に興味をお持ちいただけましたら、まずは無料で参加可能な「開業支援に関する無料診断付き説明会」にぜひご参加ください!

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