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田舎でネイルサロン開業が儲かる理由!都会より有利なポイントと注意点

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 美容業界の中でも初期費用が少なく、高い収益性を実現しやすいビジネスモデルとして注目されている「ネイルサロン開業」。その需要は都会・田舎を問わず高まっていることから、田舎でのネイルサロン開業を検討する方が増加しています。
 しかし田舎での店舗ビジネスと言われると、家賃が安く済むメリットはあるものの、客単価や回転率が下がり、結局ビジネスモデルとして成り立たなくなるのではないかと感じる方も少なくありません。そこで本記事では、田舎でもネイルサロン開業が儲かりやすい理由について、都会で起業するよりも有利に働くポイントや起業の際の注意点について解説していきます。

1.都会でのネイルサロン開業は儲かりにくい?

 ネイルサロン経営は、初期費用が少なく毎月の固定費が抑えられる一方で、全国的にニーズがあり客単価も高いことから、高収益を目指せるビジネスモデルとして近年人気が集まっています。たとえば、私たちサンミーゴ流のネイルサロン開業のロールモデルでも、客席5席の小規模なネイルサロンで月の売上250万円、販管費175万円を差し引き、営業利益が毎月75万円残るという非常に利益率の高いビジネスモデルを実現可能です。
 ただし、競合店が多く毎月の賃料も高額になりやすい都会のネイルサロン開業は、ロールモデル通りの収益を得る難易度が高くなるのも事実です。競合店が多く賃料相場が高いエリアでは、爆発的な利益を生み出せるポテンシャルもありますが、いきなり高額な初期費用をかけて都心一等地で開業することに抵抗がある方も多いです。
 そこで近年ネイルサロンオーナー様の方々から注目を集めているのが、北陸エリア・中国エリアを中心とする田舎でのネイルサロン開業なのです。

2.田舎でネイルサロン開業が儲かる理由!都会より有利なポイントとは

 新潟市・富山市などの北陸エリア、広島市・岡山市をはじめとする中国エリアは、ネイルサロン開業に適した地域として業界内でも人気が高まりつつあります。東京都のような大都市ではなく、こうした田舎と呼べる地域でネイルサロンを開業することには、どのようなメリットがあるのかをご紹介しましょう。

 ●固定費を安く抑えられる
 ●競合サロンが少ない
 ●固定客がつきやすい
 ●自治体の補助金が給付されやすい

ここでは上記の4つのポイントについてそれぞれ解説していきます。

固定費を安く抑えられる

 田舎や地方都市でネイルサロンを開業する場合、ネイルサロンにおいて最も大きな割合を占める固定費である「賃料」を安く抑えられるメリットがあります。たとえば、約18坪の居抜き店舗物件という条件で、東京都江東区では賃料27万円の物件が、新潟市秋葉区では賃料8.7万円に抑えられるという事例もあります。(※)
もちろん客単価や集客の難易度が異なるため単純に比較することは難しいですが、固定費が少なく赤字になるリスクが低いことは、初めて起業する方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

※参考:https://www.tenantniigata.com/article/search/00001067https://inuki-tenpo-r.jp/buy_shop/45350

競合サロンが少ない

 賃料が安くてもお客さんが入らなければ意味がないと感じる方は多いですが、田舎の場合は競合のネイルサロンが少ないことから、実は集客の難易度が低いエリアも珍しくありません。地方では今でも店舗のホームページを持っておらず、SNSを使った集客に消極的なネイルサロンも存在するのが事実です。そうしたエリアに豊富なノウハウを持ったオーナー様が参入することにより、既存のネイルサロンを大きく上回る売上や収益率を叩き出すことも可能なのです。

固定客がつきやすい

 田舎や地方の特性として、一人ひとりのお客様との距離が近い傾向にあることから、ネイルサロンへの固定客が付きやすく、リピート率向上が見込める点もメリットです。固定客が増えることで新規集客にかけるコストを抑えることができるので、販管費を抑え、さらに収益率を高めることも可能になります。また、人 づてで評判や口コミが広がり、紹介による新規集客が成功しやすい点も田舎ならではのメリットです。

自治体の補助金が給付されやすい

 市外・県外からの事業者の呼び込みに力を入れている自治体では、移住者向けに独自の補助金を用意しているケースも多いです。都会では補助金の対象はなりにくいネイルサロンであっても、田舎での開業では補助金が受けやすくなることが考えられます。補助金を利用することで自己資金が少ない方でも開業しやすくなるため、初めてのネイルサロン開業を考えている方にも最適です。

3.田舎でネイルサロン開業する時の注意点

 ここまで田舎でネイルサロンを開業するメリットや良い面を中心に取り上げてきましたが、当然注意すべき点も存在します。田舎での開業を検討する際に必ずチェックしておきたいのが、以下の3つの点です。

 ●ど田舎よりも地方都市を選ぶ
 ●スタッフの求人件数を調査しておく
 ●地域住民との付き合いに配慮する

それぞれ順番に解説しましょう。

ど田舎よりも地方都市を選ぶ

 本記事では「田舎」でのネイルサロン開業についてご紹介してきましたが、厳密の意味での「ど田舎」で開業するのはおすすめできません。住民がほぼ高齢者で占められる限界集落のような立地では、ネイルサロンを利用する潜在顧客が極端に少なくなってしまうためです。田舎でのネイルサロン開業を目指す場合には、少なくとも政令指定都市もしくは県庁所在地に定められる地方都市レベルの地域を選ぶことが重要です。

スタッフの求人件数を調査しておく

 田舎でのネイルサロン開業では、物件選びや人口・需要などの商圏分析が重視されることが多いですが、それ以上に重要となるのが「求人に応募してくれる人材がいるか」という点です。いかに賃料が安くネイル需要の多い地域であったとしても、ネイリストを募集して1件も応募がないような状態では、店舗を回すことが困難になります。そのため田舎ネイルサロン開業を検討する場合には、その地域での求人件数などを確認し、ネイリストの人材を確保できることを調査しておくと安心です。

地域住民との付き合いに配慮する

 人と人との結びつきの強い田舎でのネイルサロン開業では、周辺住民との付き合いにも配慮することが重要です。地元の有力者との関係性が悪化し、「村八分」のような状態になってしまえば、その地域からの撤退を余儀なくされることも考えられます。都会でのネイルサロン開業の考え方を押し付けることなく、地域に合わせた柔軟な姿勢でネイルサロンを経営していくことが成功の秘訣です。

4.田舎での起業ならサンミーゴの"ネイルサロン開業支援"がおすすめ

 本記事では、田舎でのネイルサロン開業が儲かる理由と注意点について解説してきました。地方都市レベルの田舎での開業は、賃料を安く抑えて赤字のリスクを下げつつ、競合サロンが少ないエリアで勝負することができます。リピート率が高まりやすく、自治体の補助金給付を受けやすいことも都会よりも有利な点に挙げられます。
 ネイルサロン開業と言えば、ネイルが好きな女性が趣味の延長で始めるイメージを持っている方は多いですが、実は男性オーナーが手がけるネイルサロンも非常に多いのが実情です。20年にわたる業界経験を活かしてネイルサロン開業支援に携わる私たちサンミーゴの支援実績でも、全体の85%を男性オーナーが占めるというデータがあります。
 田舎でのネイルサロンの開業に興味がある方は 、当社主催の「開業支援に関する無料診断付き説明会」もご活用ください。店舗型ビジネスの開業支援やお悩み相談を承っていますので、ぜひ無料予約をご活用ください。

5.まとめ

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 田舎でのネイルサロン開業は、都会と比べて有利になることが多く、十分なノウハウと事前準備とともに開業に臨むことで成功するチャンスを大きく高めることができます。本記事で解説してきた田舎開業のメリットと注意点を踏まえて、ぜひネイルサロン開業の準備を進めてみてください。
 また、私たちサンミーゴが支援させていただいた「開業事例」では、開業したネイルサロンで安定経営を実現している30代〜50代の男性オーナー様のインタビュー記事を掲載しています。ネイルサロン開業に興味がある方は、こちらのページもぜひチェックしてみてください。

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