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原価が低く人件費を抑えられるうえ、オーナーの時間の制約が少ないことから、カフェ開業はいつの時代も人気の開業スタイルの一つとなっています。しかし飲食店の一種であるカフェを開業するためには、開業資金やノウハウを用意するだけではなく、必要な資格や申請を準備しなければなりません。
本記事では、ネイルサロン開業支援サービスを提供する私たちサンミーゴが、カフェ開業とネイルサロン開業の違いについて比較しながら、開業に必要な資格等についてご紹介します。
まずはカフェ開業とネイルサロン開業の違いとして、必要な資格や開業資金、ビジネスモデルの比較をご説明します。
飲食店の一種であるカフェを開業するためには、少なくとも「食品衛生責任者」の資格を取得する必要があります。また、保健所に対しては「飲食店営業許可申請」を提出する必要があるほか、規模や業態によって必要な資格や申請が増えることもあります。
一方でネイルサロン開業では、保健所のチェックが必要な「美容所」には該当せず、必要な許可・申請などは存在しません。美容室などとは異なり、資格を持たない方でもネイルサロンを開業し、施術に従事することができるので、必須資格もありません。必要な設備を整えて自宅に看板を設置すれば、今日からでもネイルサロンを開業できるメリットがあります。
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カフェ開業に必要な開業資金としては、10坪ほどの広さで開業する場合で、500万円〜1000万円ほどが目安になります。物件取得費や内装工事費が初期費用の大半を占めており、加えて厨房機器の導入費用や人件費などが必要となります。オーナー自身がお店に立ってカフェを営業する場合には、人件費は不要です。
一方でネイルサロン開業では、サンミーゴ流の開業プランの場合で自己資金300万円〜、総額で544万円〜822.5万円ほどの資金が目安になります。開業資金だけを見ると、カフェとネイルサロンで必要な資金はほぼ同等と言えるでしょう。なお、自宅の一部を使って営業するのであれば、100万円以下でネイルサロンを開業できるケースもあります。
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カフェ開業は基本的に、オーナー様がそのまま店長としてお店に立ち、お客様対応するケースが大半です。オーナー業に専念して現場をスタッフに任せる選択肢もありますが、客単価が低く回転率も悪いカフェという業態では、高い収益性を追求するのは難しいでしょう。利益を追い求めるのではなく、地域との関わりや理想のライフスタイルを実現するための手段として選ぶことが望ましいです。
逆にネイルサロン開業では、収益性が高く現場のスタッフに営業を一任できるため、オーナー様が現場に立って施術するよりも、オーナー業に専念するビジネスモデルが適しています。利益を追求するのではなく趣味の延長で開業するケースもありますが、サンミーゴ流の開業支援では、収益性の高い副業オーナーとしてのネイルサロン開業をご提案しています。
サンミーゴ流の開業支援について詳しくは、下記のページもチェックしてみてください。
ネイルサロン開業と言われても、具体的にどのくらいの収益が得られるのか、オーナーがどのくらい現場に携わるのかをイメージしづらい方も多いかもしれません。ここでは私たちサンミーゴの本部実績をもとに、開業後の収益シミュレーションと開業事例をご紹介します。
| 客席5席の場合 | |
| 売上高/月 | 250万円(年商3000万) |
|---|---|
| 販管費 | 175万円 |
| 営業利益 | 75万円 |
| 客席10席の場合 | |
| 売上高/月 | 600万円(年商7200万) |
|---|---|
| 販管費 | 420万円 |
| 営業利益 | 180万円 |
いずれも立地・単価などの要因で金額は上下しますが、客席5席の場合でも年商3000万円、年収900万円を目指すことが可能です。こちらは1店舗あたりの収益シミュレーションになりますので、2店舗、3店舗とオープンすることで売上や利益も倍になっていく計算です。
また、上記のページでもご紹介している通り、すでにサンミーゴ流のネイルサロンを開業した方々は、自分が現場には一切立つことのないビジネスモデルを実践しています。オーナー様の大半は30代〜50代の男性で、ネイルについてまったく知識がない方がほとんど。サンミーゴ本部と二人三脚となって、収益性の高いネイルサロンを実現しています。
次に、カフェ開業とネイルサロン開業で、必要な資格や申請、あったほうが良い資格などを含めてご紹介します。
カフェ開業では前述の通り、「食品衛生責任者」の資格と「飲食店営業許可申請」が必ず必要になります。規模の大きな店舗をオープンさせる場合には「防火管理者」の資格、パンやスイーツをテイクアウトで提供したい場合には「菓子製造業許可申請」を提出しなければなりません。「調理師免許」があるとカフェ開業で有利になるほか、民間で発行しているバリスタのライセンス等を取得するのも良いでしょう。
ご自身がオーナー業に専念する場合には、ネイルサロン開業に必要な資格は一切ありません。強いて挙げるならば、法人として開業するのであれば株式会社の「設立登記」、個人事業であれば「開業届」の提出が必要になりますが、これらはネイルサロン開業に限らず事業を始める際に必要な手続きです。
最後に、カフェ開業とネイルサロン開業でどちらを選ぶべきか迷った時、どのような判断基準で決めれば良いのかをご紹介します。
カフェとネイルサロンでは、手離れの良さが大きく異なります。カフェ開業ではご自身が現場に立って営業するスタイルが一般的で、オーナーがいなければお店が回らなくなります。一方でネイルサロン開業では、現場の接客や施術やスタッフに一任できるので、オーナーなしでもお店が回るのが特徴です。そのためご自身でどれだけ経営店舗に携わりたいのかを重視して決めると良いでしょう。
カフェ開業では高い収益性を追求するには向いておらず、小さな規模で安定した利益を目指す方針が適しています。また、地域の方々の憩いの場を提供できることや、老後を見据えた理想のライフスタイルを実現しやすいことがカフェならではのメリットとなっています。開業で上記のようなメリットを得たいと思うのであれば、カフェ開業が向いています。
一方でビジネスモデルとしての収益性を重視して、より大きな規模を目指して多店舗展開していきたいと考える場合には、ネイルサロン開業が適しています。手離れがよくオーナー様が現場に立たなくても回るビジネスモデルなので、さまざまな業界で起業したい方や本業に専念しながら起業したい方におすすめです。
カフェ開業とネイルサロン開業でどうしても迷ってしまう場合、すでに開業した先輩や専門家を頼り、開業後のイメージを膨らませてみるのもおすすめです。リアルな経営実態について知ることにより、ご自身に合った開業方法が見つかる可能性も高いです。
私たちサンミーゴでも、ネイルサロン開業というビジネスモデルに興味を持った方向けに「開業支援に関する無料診断付き説明会」を実施しています。店舗型ビジネスの開業支援やお悩み相談なども受け付けていますので、ぜひ無料予約をご検討ください。
カフェ開業とネイルサロン開業を比較すると、必要な資格や収益性に大きな違いがあります。カフェ開業では、飲食店をオープンするために必要な資格や申請が多く存在しているため、手続きの手間や申請コストが膨らみやすい点に注意が必要です。ネイルサロン開業では資格・申請は必要なく、今すぐにでもオープンすることが可能です。
ほかにも手離れの良さや開業で実現したい目標によっても、最適な開業方法は異なってきます。私たちサンミーゴの「開業支援に関する無料診断付き説明会」も活用しながら、先輩や専門家の話を聞いた上でどのように起業するかを検討してみましょう。