CASE
「会社員とは別の生き方ができないか」そう考え始めたのは2012年のことでした。30年間、建設機械メーカーで働いてきました。2012年頃から会社の状況や家庭のこと、将来のことをいろいろと考えるようになり、次第に独立を意識するようになっていました。2016年1月に退職。独立を考え始めてから約4年後の退職でした。自分に合う業種を探していた中でネイルサロンが候補にあがり、サンミーゴの「自分の意見をお店づくりに反映できるところ」に魅力を感じ、同じ独立するなら決められたコンセプトに従うのではなく、自分の意志も店づくりに取り入れたいと思ったことから、サンミーゴで独立することを決意しました。
開業前に妻がネイルサロンを回っていろいろとリサーチしてくれたのですが、サロンに通う妻と意気投合したネイリストがいました。その方が私たちと一緒にサロンをやってくれることになり、開業前からとても良いご縁に恵まれました。しかしその方もサロンの開業は初めてのことです。やはり開業準備は本部のサポートが中心となりました。オープンまでのスケジュールや、各ステップごとで必要となる業務は全て本部から教えていただき、不明点を問合せながら進めていきました。さらに、ネイルスクールを複数持つサンミーゴならではのサポートとしてJNAの常任講師を派遣いただき、技術からオペレーションまでの一切を研修していただきました。
オープンまではサロンに通いつめていましたが、オープン後はほとんどサロンには行っていません。用事があるときに週に1、2度顔をだす程度です。日々のサロン運営はネイリスト4名に任せています。集客やスタッフの給与管理、売上管理などが私の主な仕事です。サロンはまだ始まったばかりですが、自分で仕事を大きくしていける楽しさを実感しています。ネイルサロンはネイリストの技術を売る商売。ネイリストの資格を取得して一生懸命やっていこうとしている人たちがいることを開業を通して知り、そういう人たちが充実して働ける環境を提供できればと今は思っています。そして将来は2、3店舗まで拡大していければと考えています。
子どもが小学1年生の男の子で遊びたいさかりなので、できる限り休日は子供と過ごすようにしています。独立して子どもといる時間がだいぶ取れるようになりました。また休日は趣味でバンド活動をしていて私はドラムをしています。妻がエレクトーン教室の先生をしているので、将来は飲食と教室を合体したようなお店をするのもいいなと考えています。それが私たち夫婦の将来の目標です。